こんにちは。いつもブログを見て下さってありがとうございます。
今回は皆様の大切な人を思い浮かべて読んで頂けたら幸いです。
日々当たり前のように日が昇り、日が沈み、
当たり前のように起きて、仕事に行ったり、学校に行ったり
同じような繰り返しの毎日の中で、家族がいて、友達がいて、恋人がいてなど
楽しい事があり、中には辛い事もある。
出会いもあり、別れもある。出会いと別れの形も様々。
出来れば、寂しい別れはきて欲しくない。
失ってから、その方がどれだけ大切だったのか、どれだけの事を自分にしてくれたのか
そして、自分がその方にしてあげられなかったことに気づく。
そしてまた当たり前のような毎日が過ぎていくことで少しずつ忘れていく。
そんな経験を繰り返しながら、周りのいてくれる人への感謝の気持ちが生まれる。
それでもいつも目の前にいてくれる事が当たり前のように感じてしまう。
当たり前ではない。
別れは必ずやってくる。命あるものには必ず死があるから。
大切な人の死で辛い思いをされた方は大勢いらっしゃいます。
私も60歳で父親が突然死した時、目の前にいてくれることが当たり前でないと、
そして、私のことをちゃんと見てくれて、想ってくれていた事を痛感しました。
ペットの死でさえも、その子がどれだけ自分に幸せを与えてくれていたのかを感じます。
その後では恩返しは出来ません。だから大切な人が生きていてくれる事に感謝して
自分のできる限りを尽くて、その人を大切にしようと思います。
当たり前の日々のようでも当たり前ではない。
目の前にいてくれることが当たり前でない事を忘れてはいけない。
10年、サレーヌ浦和駅前店に通い続けてくれているお客様の、
お嬢様の旦那様がお亡くなりになられました。お嬢様も平成24年から6年間通って下さいました。
お仕事のご都合で、地方に行かれ、そちらで出会った方とご結婚され、新婚で
まだお若いのに突然のことで。お母様からご連絡を頂いて、今お嬢様がどんな思いでいらっしゃるのか
考えるだけで辛くなります。旦那様とお会いした事はありませんが、共有させて頂いたこの気持ちを
無駄にしないように、周りの方を、自分自身を、そして1日1日を大切に生きます。
故人のご冥福を心よりお祈り申しげます。
下村寿子